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芸フェス 2008・創作狂言検討会(第1回)記録
1.開催日時:2008 年6月 21 日(土)10:00~12:30
2.開催場所:カフェ山田(玉野市山田)
3.出席者(敬称略・順不同):狂言師/田賀屋、佛教大/廣坂、山田地区/高畠昭、小野、大西、佐藤、
高畠順、三宅利、村上、芸術フェスタ実行委員会/清水、森、青井、田中、岡部、斉藤、商工
会議所/三宅照、三宅娘
4.記録概要:
(1) 本会議開催までの経緯説明(実行委員長)
・ 本日は、田賀屋様&廣坂様にはお忙しい中、遠路お越し頂きお礼申し上げます。
・ 芸フェス 2007 で開催したパネル座談会にパネラーとして出席された高畠昭氏から、
「塩に
関する能の開催を検討しても面白いのでは」という提案があり、京都観世会館で能を見学
した結果、
「能」は難しいが「狂言」なら何とかなるかも知れないとの感触を得た。
・ 上記の報告を受けた高畠氏が、能・狂言の研究をしておられる佛教大学/廣坂教授に確認さ
れたところ、塩に関する狂言がなく創作狂言を演じるのも面白いであろうとのことだった。
・ 本日、そのお話を聞く機会が得られた。本来ならこちらから出向くべきところ、笠岡でご
活躍中の狂言師/多賀谷氏にも玉野までお運び頂き、お話を伺うことが出来大変有難い。
・ 芸フェス 2008 開催は 11 月 22(土)~24(月)で、あと5ヶ月しかない中、又資金の全くない
実行委員会で「創作狂言」の実現が可能かどうか確認したくご指導をお願いしたい。
(2) 高畠昭氏挨拶
・ 昨年のパネル座談会で発言したことから、道が付くまでは責任があると思い、今日のこの
会の連絡をさせて頂いた。
・ 今回、塩に関する創作狂言であり、ナイカイ塩業には全面的な協力の内諾を頂いた。その
一つが、鎮守の森を背景とした場所に舞台を作ること、又、7m×7mの舞台をナイカイ
所有のパレットを借用、段重ねしてその上にコンパネを敷いて作ること等がある。
・ 来年ナイカイ塩業の創業 180 周年記念事業として、植樹祭をやることが決まったようで、
その幕開けの行事として狂言を実施することも一つの方法と考える。
・ 野崎家に残る鉄舟の書のコピーをお配りしたが、野崎家で起こった浜子騒動を収めた際に
残したものである。この逸話などを織り込んだ創作狂言なども面白いかも知れない。
(3) 田賀屋・廣坂両氏の挨拶、狂言に関する説明&質疑応答
・ 期間に関すること:残り5ヶ月で実現可能か?
① プロがやれば可能だが、地域興しとして地域の素人主体でやるのであればかなり厳しい。
② 素人がさまになるものを見せようとすれば、練習だけで少なくとも半年は必要。プロな
ら台本があれば1週間で可能。役者の公募をせずこのメンバーでやれば短縮可。
③ 手順としては、あらすじ作り(地元)⇒脚本作り(プロ)⇒役者の選定⇒練習(初めは
週1回、2ヶ月前には週2回)⇒装束&小物の準備⇒当日(着付け等にプロの応援)

④ 平行して必要な準備として、鳴り物(笛・太鼓)が入れば演奏者(当地区の獅子舞演奏
者の場合合わせが必要、プロはその場で合わせる)
、広報、チケット販売、会場準備等。
⑤ 普通は1年位の期間が必要。後、地区の方がどれだけ熱意を持って取組むかによる。
・ これまでの創作狂言の実績
① 「晴れの国相撲」:2000 年8月、後楽園築庭 300 年を記念して、県民参加でやった。
あらすじと役者を公募し、1年掛かった。練習だけに半年掛かった。URL は参考用。
http://nanda.jp/non_aki/images/kyougen/harenokuni.htm
② 他に「力石相撲」、「もちの話」、
「名物誕生干しイチジク」など
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・ 狂言実現のための質疑概要
① 狂言の長さ:通常は1本 25~30 分で1回に1~2本演じる。長いもので1時間。
② あらすじの量:30 分もので原稿用紙 10 枚程度。
③ 配役の数:2~3人のものが多いが、大勢参加するものもある。素人狂言は、大勢の方
が面白い。相撲を取り上げるのは、出演者が大勢になるからでもある。素人は台詞など
を間違えることがあるが、間違いのあるのが又面白い。
④ 中心となる人:10 人もいれば十分。ものによっては数人でも良い。
⑤ 他のジャンルとのコラボ:狂言の中に、舞や唄を入れることも可能。狂言のテンポは、
ロックやジャズともよく合う。
⑥ 放送設備:屋内でやる場合は、マイクを使わない。マイクなどない頃に出来た芸術なの
で、マイクは使わない。腹から声を出せば聞こえる。但し、屋外でやる場合は、さすが
にピンマイクをつけてやらないと声が届かない。
⑦ 照明:レーザー光線やスポットライトなどいい照明をしようとするときりがないが、予
算がなければ工事用などの大明かりでも構わない。
⑧ 狂言発表の場:倉敷芸文館の置き舞台、早島いかしの舎でのお座敷狂言(100 人限定)、
岡山シンフォニーホール、成羽美術館(月見の宴)、後楽園能舞台等、狂言は大舞台で
も小舞台でも演じることのできる芸能である。野外の場合、雨対策(代替舞台等)必要。
⑨ 広報:メディアや報道機関を利用。地元の人が何をしようとしているのかを伝える。
⑩ 岡山での稽古:毎月第2&4土曜日、14:00~16:00、岡北中学校でやっている。
⑪ 予算:
「晴れの国相撲」の場合、60 万円くらいを市が出した。補助金制度が各種ある。
イーオン、福武など。今年中に計画を立て、次年度補助制度を受けるのもよい。
(4) 今後の対応
・ 方針:来年ナイカイ創業 180 周年記念に本格的な創作狂言を実施する前提で、今年は簡易
な創作狂言(とプロの狂言の2本立て)により、狂言の面白さを体験する方向。
・ 舞台:今年は、味野専売支局築 100 周年がメインであり、この中庭でやることにしたい。
・ あらすじ作り:7月中に、狂言用のあらすじを作る。(担当?)
・ 狂言の稽古風景見学:7/12(土)14 時~見学。見学者は、当日 13 時にしおさい集合。
(5) ≪イキイキ山田 写メールコンテスト≫について
・ 範囲:山田だけに限定せず、東児地区まで拡げるべき。ナイカイ塩業も東児で、実業家も
人口も東児の方が多く、市会議員は3人とも東児出身である。イキイキな姿を写すには、
東児地区を含める方が良い。⇒名称を≪イキイキ東 写メールコンテスト≫とする。
・ その他:提案通りとする。但し、写メールの送付方法は、別途検討する。
・ 公募:
「広報たまの8月号」に掲載したい。今月中に要綱を纏める。
(6) その他
・ 次回散策ルート探しフィールドワーク:6月 28 日(土)10:00~
・ 次回企画検討会:7月 12 日(土)17:30~、当日午後 14 時から狂言の稽古場見学。
以上

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