ANADI TEACHING JAPAN

今回の日本でのイベントにおけるテーマは、瞑想と悟りに対するたくさんの神話を解体し、真のスピリチュア
リティとは何かを、日本の探求者達に紹介することです。

アナディの見解によれば、私たちの惑星のスピリチュアリティは混乱し、完全に時代遅れになっています。
ヒンズー教や仏教の偉大な伝統は、人間が存在し、進化する目的を明らかにできずにいます。ニルヴァーナや
モクシャ（解放）の「平安」に到達するために、私たちの「私」という感覚を絶滅の危機に追い込んでいる、
非個人的な自己実現の概念は、無知なだけではなく、実は非常に危険なのです。私たちを私たちにしているも
の、私たちの個人性そのものを否定することによって、私たちは自分を愛するところからではなく、自分を拒
否するところから、道に入ることになってしまうからです。自己愛がなければ、私たちは建設的なやり方で霊
的な道を歩むことができなくなってしまいます。自分自身を愛し、目覚めへと育てて初めて、私たちは私たち
の運命そのものである、聖なる申請に仕え始めることができるのです。

アナディの教えは、いくつかの目覚めの次元を含んでいるため、複雑ですが、シンプルでもあります。なぜな
ら、それは完全な明晰さと理解に基づいているからです。彼の教えはとても正確で、私たちの純粋な本姓の最
も精妙な次元について、非常に詳しく述べています。制度を高くする目的は、探求者たちが道を歩む上で、自
分自身の進歩を助け、内なる自己の次元のより高い方向性を得ることができる形のあるツールを、探求者たち
に提供するためです。

アナディは、外側のゴール、あるいはマジカルなゴールとしての「悟り」を求めているのではなく、自分自身
を探している探求者たちに講話します。自分を愛し、自分自身の「私」を敬うところから、自分自身に出会い
たいと深く渇望している人たちに向かって話します。

今回の日本でのワークはイントロダクションがメインになりますが、そこでまず、意識を目覚めさせていくこ
とに焦点を合わせていきます。スピリチュアリティとは何か、その真価の道とは何か、悟りとは何か、目覚め
とは何か、について、概念的にも実質的にもエネルギー的にも明らかにしていくための知識をつたえることに
焦点を合わせていきます。

アナディによれば、意識とは何であるかという理解を持っている教え、あるいは、「意識は、私たちという存
在のユニークな機能を担っているいくつかのセンターで構成されている」という事実に近づいた教えは、他に
ひとつもありません。悲しいことに、この惑星のスピリチュアリティはまだ暗黒の時代にあり、意味のない概
念や決まり文句をただ繰り返しているだけに過ぎません。この状況は変わらなければならず、それは緊急を要
しますが、でも、何よりもそれは、より高次な知性と自分自身への献身をより高めることを通して、探求者一
人ひとりのハートの中で変わっていかなければならないことなのです。

アナディは、誤った霊的修行に従うことは、救いよりダメージを受けるだろうと警告しています。非二元の概
念に従う人たちは、彼らの聖なる自己を裏切るだけではなく、今生で目覚める可能性さえ妨げてしまいます。
たとえば、「マインドフルネス」と呼ばれている類の修行は、鞭を表し、瞑想に有害なアプローチの仕方です。
なぜなら、彼らはマインドの中の間違ったセンターを開発し、さらに、私たちの意識を外側に向けてしまって
いるからです。私たちの注意は、「マインドフルネス」の原始的な注意の方向とは逆に、内側に、私たちの聖
なる自己に向かって向きを変えなければなりません。スピリチュアルな道は、目覚めとともに始まります。そ
して、教師の役割は、この目覚めが探求者の魂の中で容易に起こるようにすることです。これが伝達の目的で
すが、伝達が目覚めた境地からただ送られるものとみなすのは、間違いです。目覚めは自由意志の働きであり、
自分の最も奥にある知性の行為を通して、自分自身の中で起こらなければならないのです。教師は、その目覚
めが起こりうるように、エネルギー的なスペースを開くだけではなく、探求者の魂が自分自身の聖なる自己を
認識するよう、愛を込めてガイドしていきます。